前置き
ここでいう入院は、交通事故や労働災害は含まれておりません。
これらは原則的に健康保険を使えない・使わないものです。
さて、通常の病気や怪我での入院を前提にしています。
医療費の部分は、高額療養費制度の上限があります。
高額療養費制度については、過去記事も参照して下さい。
【医療保険を申し込む前に理解が必要なこと】に記載。
しかし、入院すると食事代・日用品費(病衣やオムツなど)が別に必要になります。
人によっては、テレビや冷蔵庫・個室(差額ベット代)などがかかります。
結論からいえば、1日2000円~5000円が必要になります。
以下で、高額療養費制度と別途かかるものについて書いています。
*詳細は、加入している保険者に問い合わせ下さい。
保険者≒けんぽ協会・市町村国保・健康保険組合など
高額療養費制度
月初~月末の1ヶ月にかかった医療費が一定額を超えた場合に超えた分が払い戻される制度。
月と月を挟んでいる時は注意が必要です。
必要となった医療費の総額でないところがポイント。
また過去12か月で4回以上限度額に達するとより低い上限が適用。
事前に限度額適用認定証を提示すれば窓口での支払いを上限までに抑えることが可能。
マイナ保険証の場合は限度額適用認定証が不要。
限度額情報の提供に同意するだけOK。
上限度額は、過去記事【医療保険を申し込む前に理解が必要なこと】などを参照
別途かかる費用
食事代・日用品費(病衣やオムツなど)・テレビや冷蔵庫・個室(差額ベット代)がある。
別途かかる費用には高額療養費制度の対象となりません。
基本的に自己負担になる。
食事代
厚生省が決めている2025年4月1日以降の食事療養標準負担額
つまり食事代ですね。
多くの人は一般所得者・現役並み所得者になりますので、1食510円になります。
朝・昼・夜と3食出ますから1日の食事代が1,530円ですね。
【それ以外の方】
指定難病患者等 300円
住民税非課税世帯等(低所得II)240円
住民税非課税世帯等(低所得II・91日超入院)190円
住民税非課税世帯等(低所得I)110円
「参考目安」
*低所得Iは年収80万未満
*低所得IIは年収80万以上
日用品費
病衣・タオル・オムツなどが日用品費になります。
病院によっては、テレビや冷蔵庫も入れているところがあります。
病院によって値段も対応も異なるのが正直なところですね。
病衣などは持ち込みでOKですよという病院もあります。
衛生上の理由で持ち込みダメですという病院もあります。
病衣・タオルなど 1日330~550円
病衣・タオル・オムツなど 1日700円~1000円
病衣・タオル・オムツ+必要品(歯ブラシなど) 1日1200円~1500円
テレビ+冷蔵庫など 1日330~550円
昔もテレビのカードはあり有料でしたが、冷蔵庫も有料になっています。
物価高の影響がありますね。
かつての勤務した病院にテレビが持ち込みのところもありましたね。
電気代は別にかかりました。
差額ベット代
ここも病院によって値段も対応も異なるのが正直なところですね。
差額ベット代は、ホームページ上に公開しているところも多い。
確認してみるのも良いと考えます。
注意点として病院側の事情で個室になるときがあります。
症状の問題やベットコントロール上の理由などがあります。
病院の事情で個室になった場合は、差額ベット代の請求にならないことが多い。
ただ、病院によっては支払い能力があると分かっている場合は請求する病院もある。
経済的な理由などで差額ベット代の支払いが難しい場合は、はっきりと伝えて下さい。
病院の事情の場合では無理をそこまで言ってこない。
ただ症状の問題の場合は説得される場合はあります。
二人部屋 1日3300~5500円
一人部屋 1日7500~150000円以上
まとめ
入院を簡潔化すると、高額療養費の上限+自己負担になる。
最近は、物価高にあります。
これが病院経営を圧迫しています。
それだけに自己負担を求められる。
結論は、病気・ケガと病院によるが、1日2000円~5000円が必要になる。
*詳細は、加入している保険者に問い合わせ下さい。
保険者≒けんぽ協会・市町村国保・健康保険組合など
最後に伝えたいこと
自己負担分が上がっているのは事実。
しかし保険屋さんに不安をあおられ焦って高い医療保険に加入しないで下さいね。
必要な保険は、焦らなくても必要になります。
自身の備え(貯金)と共済などで問題なく対応も可能な場合がある。
日々の生活を圧迫して無理に保険に入る必要もない。
保険に入っても自分で立て替えが必要になる。
基本的に保険金の支払いは入院が終わってからです。
高い医療保険は保険貧乏になる。
自分に必要な保険を選ぶことが大事。
保険屋の保険は、保険屋が儲かる保険を魅力的にいうことが多い。
保険屋さんと付き合う場合は、賢く付き合う必要がある。
こちらに知識があると下手に保険屋も売り込んでこない。
自衛ができることは必要。
修正
25年12月31日に加筆修正。

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