スポンサーリンク

子育て世代は必須? ゲーム規制がある背景

2020年頃に書いた記事をリメイク。
情報が古い部分もあるが、内容はいまも通用。
なぜ「子育て世代は必須?」と書いているのか
お子さんの脳を守るために知っていてほしいから
WHOが作る国際疾病分類に入っているように、ゲームには依存性がある。
科学的根拠について論争があるのも事実
確かにはっきりしていないこともある。
しかし結論は明白
大切なお子さんの脳をあえて危険に晒す必要はどこにもない

日本にあったゲーム依存症事情

過去に香川県のネット・ゲームの規制条例が話題になりました
そのあと他の自治体にが条例の制定が広がっているわけでもないのは事実。

2018年に世界保健機構(WHO)が国際疾病分類(ICD-11)を公表した。
この時にゲーム依存症が入りました

ゲーム依存症が国際疾病分類(ICD-11)に入った背景は日本も関係
当時の事情もあって、日本が働きかけをした経緯がある。
2011年頃に日本でゲーム依存症を診察してくれる医療機関はいくつあったのか。
「独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター」だけです
当然に一極集中します。
依存症の治療は、一度の診察で治るものではありません。
久里浜医療センターに近い方はよいですが、遠方の方は大変。
でも診察してくれる病院が1つしかなかったら、久里浜医療センターに行く

依存症を診察している病院・クリニックは久里浜医療センター以外にもある。
なぜ、診察する医療機関が1つしかなかったのか
それは、診断の基準がなかったから
基準がないのだから、診察のしようがない。
診察のしようがないから、患者を受け入れられない。
そこで日本はこの状態を打開するために動いた
診断の基準があればこの状況を打開できる
他の医療機関も動ける。

いまでこそ、診察をしてくれる医療機関が増えています。
*ゲーム依存を診察してくれる機関は、久里浜医療センターのHPで調べられます*

お子さんの脳をあえて危険に晒す必要はないと考える理由

科学的根拠について専門家でも分かれているのは事実
日常生活ではゲーム以外のこともしている。
ゲーム以外の要因があるからゲームが問題と結論付けることが困難な事実もある
それでも、お子さんの脳を危険に晒す必要はないと考えている
理由は、ゲーム依存症になっても脳が以前のように回復するという科学的根拠もない
2025年でも報告は見つけられない。

緩和するという意味では回復する可能性はあります
それでも回復するために多くのエネルギーを割く必要がある。
同年代の子どもが年齢相応の課題に取り組んでいる中でも。
他の同年代の子どもと比べたら普通に考えて遅れます。
子どものときに年齢相応の経験ができないこともある。
まだ自身で行為の結果を十分に認識できない間は保護は必要
それは将来に向けて取り返しがつかない可能性があるから。
だから大切なお子さんの脳をあえて危険に晒す必要はどこにもない

十分な科学的根拠があるわけではない
他方で10歳未満のお子さんの脳のダメージが大きいという体感的な臨床現場の話もある
大人になってからもゲームはできる。
特に高校生になるくらいまでは要注意
健康的にゲームをするのがいい

ある意味ではウラ事情

科学的根拠について専門家でも分かれているのは事実
正直いろんな見解があります。
普通に考えてゲーム依存症・ゲーム規制はゲーム会社にとっては目障り
問題がないという結果が出るように研究・調査をさせることもある
全てゲーム会社がしていると言っているわけではない
ただその研究・調査を信じることができるか?
お子さんを守るためにも多様な事情を考慮したほうが無難

どう使用するか?

依存症には、アルコール依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症、性依存症などもあります。
依存症になると、脳が変容する

難しいがすべての人が依存症になるわけでもない
しかし、だれもなる可能性がある
勉強ができても、親の離婚がきっかけになることがある。
友達がいても、つまずきがきっかけになる。
家族との別れ、失業、環境の変化、進学・就職の失敗、失恋など。
人生にはいろんなことがあります

自身だけでなく家族にもあり巻き込まれることもある。
いかなる困難も問題がないという人はいない

お子さんにクレジットカードを渡す感覚

お子さんにゲーム機を渡す際はクレジットカードを渡す感覚でいる
この感覚なら放置する気にはならないはず。
ゲームに子守りをさせるのはリスクがある。
特に年齢が低いとダメージが大きい。

 対応方法として
  ゲーム使用のルールをお子さんと決める
   使用時間や管理方法など。
   生活リズムを崩さない。
  ゲーム以外の活動を充実させる
   スポーツ・料理・読書など興味を持てる事を増やす
   家族のコミュニケーションを増やす
  頭ごなしに禁止しない
   対話と信頼関係が大切。
   心配事・困っている事を話せる関係。
  親も一人で悩まない。
   専門の相談窓口を利用する。

まとめ

ゲーム依存症になっても脳が以前のように回復するという科学的根拠がない
だから大切なお子さんの脳をあえて危険に晒す必要はどこにもない
高校生になるくらいまでは要注意

依存症になると、脳が変容する
難しいがすべての人がゲーム依存症になるわけでもない
しかし、だれもなる可能性がある

依存症からの回復は服薬で済むような容易ものでない
予防が大切になる

お子さんにゲーム機を渡す際はクレジットカードを渡す感覚でいる
 対応方法として
  ゲーム使用のルールをお子さんと決める
   使用時間や管理方法など。
   生活リズムを崩さない。
  ゲーム以外の活動を充実させる
   スポーツ・料理・読書など興味を持てる事を増やす
   家族のコミュニケーションを増やす
  頭ごなしに禁止しない
   対話と信頼関係が大切。
   心配事・困っている事を話せる関係。
  親も一人で悩まない。
   専門の相談窓口を利用する。

最新の情報にはウラ事情も考慮して考える。   

余談

ネット依存症に診断基準がない
ポルノやSNSなど多岐に渡り、流行り廃りの変化があるから。
診断基準がなくてもネットに関わる依存症の予防も本来は必要。
何事も適切な利用が大切
サービスを提供をする企業も適切な利用を前提にしている
ゲーム依存症もゲームが問題なのではない。
子供を取り巻くゲームの環境問題がある
アルコールが二十歳からとなっているように、
ゲームも適切な利用ができる環境があればいい

依存症はその時代を映す
いまやゲームは大きな娯楽でもある。
適切な利用と関りが大切
そうすればゲームも楽しめる大人になる

過去日記雑記
スポンサーリンク
スポンサーリンク
かこちみをフォローする
スポンサーリンク
かこちみブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました