これから社会福祉士を目指す方、国家試験を受ける方にとって難易度が気になる。
資格学校や通信講座み標準的な学習時間などは書かれているが、難易度は書いていない。
社会福祉士国家試験の難易度を乱暴だけど、他の資格で表現すると【宅建士】レベル。
社会福祉士国家試験に合格するレベルだと間違っていない思っている。
受験資格
宅建士試験に受験資格は関係ない。
学歴などの制限は一切なく誰でも受験できる。
社会福祉士国家試験の受験資格は大まかに下記の4つ
①福祉系大学等の指定科目を修めて卒業
②一般の大学を卒業+養成施設1年以上
③短期大学等を卒業+養成施設2年以上
④高卒+福祉施設などで4年以上の相談援助業務の実務経験+養成施設で1年
宅建士と社会福祉士の資格を取得する際に、受験資格がポイントになる。
受験資格が関係しない宅建士と大学等で必要な科目の単位取得が必要な社会福祉士では差が出る。
試験の難易度
宅建士試験の合格に必要時間は、300~350時間が目安。
社会福祉士試験の合格に必要な時間は、300~500時間が目安。
社会福祉士の国家試験は、正直なところ難しいとは言えない。
単純に合格のことだけを考えた場合。
129問の出題の意図まで見通せるレベルだと、勉強時間1000時間レベル以上になる。
医学・心理学・経営学・社会福祉学・法律学・統計学など学部卒業レベルでないと困難。
合格にはこのレベルはいらない。
試験の難易度を比べると、必要な勉強時間でも変わらない宅建士のレベル。
宅建士は50問で、社会福祉士は129問(以前は150問)出題される。
宅建士は7割、社会福祉士は6割程度が合格ラインになる。
社会福祉士には、科目群すべてで得点が必要になる合格要件もある。
宅建士は大学2年生くらいでも取れるレベルなので、それほど難関というわけでもない。
権利関係などは、法律に慣れていないと難解に思うが、よく見るとそうでもない。
半数は、宅建業法の暗記問題なので、難解な問題でもない。
社会福祉士は、科目数が19ある。
それぞれの科目を1問は正解しないと足切りにあう。
問題の難易度が高いわけでもなく、6割程度の得点で合格する。
社会福祉士は129問を解答する必要があるだけに、集中力の持続が大変になる。
要領よく試験対策ができるのでならば、100時間で合格も可能というが・・・。
特段の事情がないのであれば、オススメしない。
合格ラインを気にせず結果を待ちたいのであれば300時間くらいは必要。
ちなみに・・・1000時間を費やしても、落ちる人は落ちます。
まとめ
受験資格に難易度の差があるが、試験のレベルは総合的に宅建士レベル。
宅建士は7割、社会福祉士は6割程度が合格ライン。
宅建士は50問で、社会福祉士は129問(以前は150問)
宅建士は法律の難解さと暗記が必要。
社会福祉士は19科目に対応が必要で、全ての科目で得点が必要。
受験資格まで入れると資格の取得難易度では社会福祉士になる。


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